手順

1. 患者本人であることを確認し、移送の目的・手段・経路・所要時間・場所を説明し同意を得る。
2. 排泄の有無を確認する。
3. ベッドの周囲を整備し、ベッドのストッパーがかかっていることを確認する。輸液や膀胱留置カテーテルなどがある場合には、移乗時に引っ張られないようにまとめる。
4. ベッドの足元に車椅子を準備し、ベッドに対して20~30度の位置に置く。
5. 車椅子のストッパーをかけ、フットレストをあげておく。
6. 車椅子に近いベッド柵を下ろす。
7. 室内履きと膝掛けを準備する。
8. 掛け物を足元に扇子折りにする。
9. ベッドの頭側を30度挙上して、上半身を起こし、端座位にする。端座位に介助が必要な場合、介助者は片方の手を患者の腋から背部、もう一方の手を大腿の下に入れ、殿部を支点にして回転させ、端座位にする。
10. 殿部をやや前方に移動させ、足底部が床につくように、ベッドの高さを調整する。
11. 室内履きをはかせる。
12. 端座位になってから数分間座らせ、患者にめまい、気分不快の有無を確認する。
13. 患者の背部に腕をまわし、患者の腕を介助者の肩にまわしてもらう。介助者は軸足を後方へ下げ、反対の足を患者の両膝の間に入れて、患者の残存能力を利用しながら立たせる。
14. 回旋させながら誘導し、一緒に体の向きを変える。
15. アームレストにつかまらせ、シートに座らせた後、確実に深く座らせる。
16. フットレストをおろし、足を置く。
17. 体位・衣類を整え、上肢や衣類、ドレーン類が車輪に挟まれていないことを確認する。
18. 保温のために膝掛けや上着をかける。
19. 車椅子のストッパーを外し、移送を開始する。
  •  移送時は手や肘を車椅子から外に出さないように説明する。必要時、安全ベルトを使用する。
  • 移動時は振動を与えないように静かに進む。
  • 小さい段差を越えるときはティッピングレバーを踏み、キャスターを浮かせる。大車輪はハンドルを持ち上げて進む。
  • 下り坂は後ろ向きに進み、車椅子を支えながらゆっくりと下る。
  • 適宜、声をかけ、観察しながら進む。
  • 移送時は歩行者や通路の状況に注意する。
  • 停止時は必ず車椅子のストッパーをかける。
  • 移送中は患者のプライバシーに配慮する。
20. ベッドに戻るときは、乗車の際と逆の手順で行う。
21. 全身状態の観察を行い、点滴・ドレーン類を整理する。
1. 患者本人であることを確認し、移送の目的・手段・経路・所要時間・場所を説明し同意を得る。
2. 排泄の有無を確認する。
3. ベッドの周囲を整備し、ベッドのストッパーがかかっていることを確認する。輸液や膀胱留置カテーテルなどがある場合には、移乗時に引っ張られないようにまとめる。
4. ベッドの足元に車椅子を準備し、ベッドに対して20~30度の位置に置く。
5. 車椅子のストッパーをかけ、フットレストをあげておく。
6. 車椅子に近いベッド柵を下ろす。
7. 室内履きと膝掛けを準備する。
8. 掛け物を足元に扇子折りにする。
9. ベッドの頭側を30度挙上して、上半身を起こし、端座位にする。端座位に介助が必要な場合、介助者は片方の手を患者の腋から背部、もう一方の手を大腿の下に入れ、殿部を支点にして回転させ、端座位にする。
10. 殿部をやや前方に移動させ、足底部が床につくように、ベッドの高さを調整する。
11. 室内履きをはかせる。
12. 端座位になってから数分間座らせ、患者にめまい、気分不快の有無を確認する。
13. 患者の背部に腕をまわし、患者の腕を介助者の肩にまわしてもらう。介助者は軸足を後方へ下げ、反対の足を患者の両膝の間に入れて、患者の残存能力を利用しながら立たせる。
14. 回旋させながら誘導し、一緒に体の向きを変える。
15. アームレストにつかまらせ、シートに座らせた後、確実に深く座らせる。
16. フットレストをおろし、足を置く。
17. 体位・衣類を整え、上肢や衣類、ドレーン類が車輪に挟まれていないことを確認する。
18. 保温のために膝掛けや上着をかける。
19. 車椅子のストッパーを外し、移送を開始する。
  •  移送時は手や肘を車椅子から外に出さないように説明する。必要時、安全ベルトを使用する。
  • 移動時は振動を与えないように静かに進む。
  • 小さい段差を越えるときはティッピングレバーを踏み、キャスターを浮かせる。大車輪はハンドルを持ち上げて進む。
  • 下り坂は後ろ向きに進み、車椅子を支えながらゆっくりと下る。
  • 適宜、声をかけ、観察しながら進む。
  • 移送時は歩行者や通路の状況に注意する。
  • 停止時は必ず車椅子のストッパーをかける。
  • 移送中は患者のプライバシーに配慮する。
20. ベッドに戻るときは、乗車の際と逆の手順で行う。
21. 全身状態の観察を行い、点滴・ドレーン類を整理する。


必要物品

  • 車椅子
  • 室内履き

[必要時]
  • 安全ベルト
  • 膝掛け
  • 酸素ボンベ
  • 点滴スタンド
(1)カッコいち
まるいち

最終更新日 2019/11/08
  • 図1 車椅子各部の名称
  • 図2 ベッドと車いすの位置関係